今週の本誌の妄想裏話(笑)
ネタバレ含みますので、未読の方はご注意を!!
「こほん、松平よ…ところで、慰安旅行というからには、その…」
「ん~?」
「彼の者は来るのか」
「誰んこった?」
「…いつも陣頭指揮を執る、厳しい目をした色の白い、艶のある黒髪の……美しい…」
「トシ、副長の土方か」
「そうだ、彼だ」
「アイツ真面目だからなァ…残るとか言いそうだなァ…いやーあのじゃじゃ馬には
おじさんも手ェ焼いてんのよ」
「………何が何でも連れてきてはくれないか」
「将ちゃんよぅ」
「いや、別にやましい気持ちではないぞ、警備は磐石であって欲しい……
勿論普段から彼らの隙の無い警備には感謝しているが、そもそも慰安というからには普段から労を惜しまず働いているものをねぎらうのが………」
「…わかった、おじさんに任せとけ」
「松平……!!」
という遣り取りがあったと推測します。ええ。
一方、前立腺ブレーキ、にお怒りの土方さん。
「ブレーキじゃねェだろあれは!!!」
「いや、あれはああするしか無かったんだって!!!」
「何がだボケ!!!大体なんでわざわざ前立腺刺激するんだ?
アレ以外で抵抗与えりゃいいだろ!!」
「いや土方、ほら前立腺、って大事だって前に教えただろ?!触ったらお前凄い可愛いことになったし!!」
「………死ねッ(真っ赤)」
「ちょ、やめて、あんまり可愛いとお前のブレーキも利かせるぞ!!!
あ、勿論お前のは固い雪の上じゃなくてふわふわのベッドの上で
銀さんがやさし~く可愛がって大事に刺激したげるからね」
「………!!!(羞恥で声にならない)」
「旦那!!!突然湧いてきてセクハラやめてくれません!?」
「うるせェ!!!湧いてる云々はこっちの台詞!!大体なんでお前はいつもいつも土方にくっついてんだよ!!!ストーカーか!!!」
「旦那に言われたかないですよ!!!」
「いや俺はゲレンデという非日常の浮かれた場で、
未来の嫁さんの色香に惑ったクソ野郎どもが不埒な真似しねーようにだなァ」
「間に合ってます!!大体旦那が不埒な輩じゃないですか!?
前立腺とか、純真な土方さんに卑猥な単語教えないでくださいよ!!!箱入りなんですよ!!!」
「無理ですぅ、もう実地で覚えちゃったんですぅ、ねー土方君」
「ひぃ、実地って…旦那、よもやまさか…ウチの姫、いや副長に…」
「娘は何時の間にか大人になってんのよ。もうぐっちょんぐっちょんのウフンあはんの…」
「エエエエエ?!!!ぐちょぐちょですか?!!!!
副長のウフンあはん?!そんなのエロ過ぎます…!!」
「っ……」
セクハラに耐えられず敵前逃亡。脱兎。
「あ!!土方逃げた!!!」
「雪道は危ないですよ!!!副長!!!」
「ところで、なんでお前ら来たの?ていうかゴリは?普通アイツが指揮とるんじゃねーの、
何、ゴリ死んだ?ついにお妙やっちまった?」
「知りません。というか土方さんがお世話係なのは将軍様たってのご希望で…」
「ちょ、銀さん大奥入りは認めませんよ!!!大体土方はうちに嫁にくるんだから!!!」
「冗談は頭だけにしてくださいよ!!!土方さんはお嫁になんか行きませんからね!!
ずーっとウチで楽しく仲睦まじく暮らすんです!!!でゆくゆくは俺が……」
「キショい!!!子離れ出来ねぇ母親かテメェは!!!
ていうか今なんて言いかけた?ねぇ、お前今ものすごおく図々しいこと言おうとしなかった?」
「副長待ってェェェ!!!!」
「あ、テメ、それは俺の役目!!!」
とっつぁんも好きですが将軍も好きです。
銀土は一応デキてます。が、本番はまだ、みたいな。
ザキはおかんと男の狭間で揺れ動く、こんな感じですね。愛情と欲情を持て余すというか。うん。
[15回]
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