忍者ブログ
好きなことを好きなように書いてます。
[174] [172] [173] [171] [170] [169] [168] [167] [166] [165] [164]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


今週の本誌を見てふと。
非常にしょうもないやりとりです(笑)
本誌のネタバレ含みます。



見回り中に土方は何故か慌てふためく銀時と近藤たちに出会った。

沖田がにやりと笑う。
「旦那、その女と早くいちゃつきなせェよ」
「ちちち、違うからね土方!!!これは別に俺の女でも何でもないわけで」
今しもピン子にあーだこーだしようとしていたなんて言える訳が無い。
「見苦しいですぜィ旦那。あんなにでけぇ声で『俺の女』宣言したんですから、
男なら責任とってもらわねェと」
「ややこしいこと言うんじゃねーよ!!!あんなんあの場のノリだっつーの!!!」
「おい貴様、ピン子ちゃんに申し訳が立たないと思わないのか!!!
立ったんだろジョー!!いらないならピン子ちゃんは俺がもらう!!!」
(よして離してよ!!とピン子のツンデレとエナリの罵倒が一応入ったが、混乱した銀時には通じていない)
「黙れゴリラ!!!大体テメェなんかバーチャルでも女横取りされてんじゃねーか!!!」
「貴様!!武士を愚弄するかァァァ!!!俺は普段恋愛ゲームの達人と崇められる男だぞ!!
どんなヒロインも思いのまま…」
「へー、近藤さん、女を横取りされたことあるんですかィ、初耳だ。
その特技を三次元でも生かせたらいいですねェ……」
「とにかく、ピン子ちゃんは貴様に任せておけん、この近藤勲が責任を持って…」
「それはそれでムカツク!!!俺の血と汗と涙の結晶をだなァ……」


ヒートアップする言い合いに、静かに、傍観していた土方が口を開く。
「…ひとつ、良いか」
「な、なに…土方君」
「どうしたトシ?!」
ぎくりと身体を強張らせた銀時に向かって、
普段とは考えられないような頼りなさで土方は呟く。

「すまねぇ…俺にはどう見てもその……」

哀れむように土方の美しい睫が伏せられた。

「…オメェら全員、ゲーム機持って騒いでるだけにしか見えねェんだが………」


ピシリと、空気が割れた音がした錯覚があった。
「あ、そう…………そうだよね」
「大丈夫か……?」
「あー…うん。大丈夫……そうだよね」


大丈夫か?大丈夫じゃないよな、というような顔をして、土方は目を逸らす。
「……原田、行くぞ」
「お、おお。万事屋、俺達見回りの途中だから失礼するぜ」
場の空気を取り成すように愛想よく言うと、
原田は困惑した土方を庇うように肩を軽く叩いた。

「アイツみてェなモテ男、妄想する必要ねェもんな……」
ぽつりと呟いた銀時は、とりあえず事態を引き起こした新八を帰ったらシバくことにした。


 

拍手[8回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
深川
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(05/05)
(05/06)
(05/09)
(05/12)
(05/12)
P R