忍者ブログ
好きなことを好きなように書いてます。
[212] [211] [210] [209] [208] [207] [206] [205] [204] [203] [202]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

耐えられず書いてみました。
思いっきりネタバレのうえ、非常にしょうもないですので、お暇な方のみどうぞ。

『土方さん、お着替えシーンはこんな感じ?』


 


爆風のショックで視界が翳る。
痛めつけられた肢体はもう動かず、せめてもと意識を巡らせながら目の前の人影の動きを見つめる。

人影は髪を爆風になびかせ、
思い切り良く漆黒のベストを脱ぎ捨て。
その腰からしゅるりとベルトが引き抜かれる音がした。
一瞬、また視界が煙で翳った。
目の前の陰は少しも揺らがず。

ぱさりと、音がした。
いや、聞こえた気がした、といったほうが良いかもしれない。
ここは地獄の戦場で酷い音が響いている。
なのに、その優雅にさえ思える動きは、
ここから一番遠い日常の所作で。
おかしなことに胸と身体の奥がゾクリとした。
なぜこんなに躍起になっているのか理由も分からず、
痛む顔を無理やり動かし上げた視界に目に痛いほどに白くまっすぐな足が、
白いシャツからふたつ、すっと伸びているのが見えた。

もう少ししたら…

「死んでろ」

低く殺気だけがこもった声の後、
ガン!と己の側頭部から響いた振動と音で、目の前が暗くなった。
何も、覚えているなというように。
気を失った身体はその後を見届けることが叶わない。


己にとっての『不届きモノ』を足蹴にした後、男は何食わぬ顔で土方に近づいた。

「おいおい、大胆なお着替えだな」

土方は血塗れた、酷く汚れているのに、
だからこそ壮絶に色香のある顔をにやっと歪め。

「どうだ?嫌なエリートに見えそうか」

白い隊服をひらりとひらめかせ、
悪童のように笑った。

「ああ」

おめェは、最高だ。


副長魅惑の生着替え。
土方さんは男らしく堂々と着替えるのがむいている。

銀「らしすぎ!!男らしすぎ!!ッたく!!」
山「まったくですよ・・・人前であんなあられもない姿で…」

※これはいわゆるギャグです。

 

 


拍手[15回]

PR


忍者ブログ [PR]
カレンダー
06 2025/07 08
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
フリーエリア
最新コメント
最新トラックバック
プロフィール
HN:
深川
性別:
女性
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(05/05)
(05/06)
(05/09)
(05/12)
(05/12)
P R